婚活で一番大切なのは異性とのコミュニケーションです。
「話すことは得意だからコミュニケーションはまかせて」と考えている方。また「話すのは苦手だから、婚活してもうまくいかないかも」と悩んでいる方もいるかもしれませんね。
日本人、とくに男性は口下手が多く「コミュニケーション」と言われると苦手意識を持ってしまうシニア男女もいるかと思います。でも、コミュニケーションって「話すこと」だけではないのをご存じでしたか？
・言語コミュニケーション
まず思い浮かぶコミュニケーションはこちらでしょう。言葉を通じたやりとりのことを指し、言語を使用して「伝えること」がこれにあたります。
言葉を使う際に気を付けたいのは「自分が伝えたいことをただ言う」のではなく、「聞いている相手がどう思うか考えて話す」点です。
婚活パーティーなどで短い時間ということに焦り、ついつい自分のアピールばかりを必死でしてしまったり、話したいことだけを話してしまう場合が多々あります。コミュニケーションは双方向のやりとりが重要ですから、聞いている相手が楽しい・わかりやすいと感じるような言葉選びを心がけましょう。
また、会話は自分が話すのが「１」としたら聞くのが「３」くらいがちょうど良いとされます。つまり、話すことよりも「しっかりと聞く」ことのほうが重要なのです。面白い話をするのではなく、相手にどれだけ面白く話してもらうかが大切なポイントとなります。
「無趣味だし面白い話なんて思いつかないよ」という方は、相手が楽しく話しやすいような質問や話題選びをしていきましょう。
・非言語コミュニケーション
言葉を使わない意思疎通のこと。ノンバーバルコミュニケーションとも呼ばれます。目線、しぐさ、ジェスチャー、表情、声のトーンなど、ボディーランゲージ全般を指します。言葉だけでは伝えられない感情や、相手の真意を推し量る材料となります。
この非言語コミュニケーションが相手に与える印象は非常に大きく、一説によれば９割近くのイメージが、言葉よりも態度で決定づけられてるとも言われているのです。つまり、どんなに話をしても非言語コミュニケーションが上手にできていないと相手との仲はうまくいきませんし、口下手でも全体の雰囲気が良ければ好感を与えることができるのです。
①目線
きょろきょろせわしなかったり、下を向いているのは良くありません。かといって相手をじっと見つめすぎると威圧感を与えてしまいます。話している相手のほうに顔を向け、目と眉間のあたりを見つめ、たまには視線をずらすのが良いでしょう。
②声のトーン
声は気持ち高めに明るく。婚活では緊張して早口になりがちですが、おちついてゆっくり話すことが大切です。感情に共感するときはしっかりと抑揚をつけましょう。
③表情
無表情はNG！つねに笑顔を心がけるとお互いに打ち解けやすくなります。
④ジェスチャー
うなずくことをはじめ、身振り手振りで相手に共感を示します。あまりバタバタとジェスチャーをしてしまうと落ち着きが無いと思われるので、様子を見ながら適度な反応を取りましょう。
・さいごに
いかがでしたか？ コミュニケーションは決して“言葉のやりとり”だけでは無いんですね。重要なのは全体の雰囲気なんです。たとえ話すのがニガテな方でも、異性に「一緒にいて居心地がいい」「話しやすい」と思ってもらうことができれば、婚活で良いご縁があるでしょう。
まずは話し方に気を付け、明るい笑顔を心がけてみてくださいね！
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