【婚活の目的はひとそれぞれ・・・】
シニアの婚活パーティーに参加している方の中でも、シニア婚活をする方の目的はそれぞれ大きく違いがあります。さらに、男性と女性とでは、その違いはより顕著でしょう。もともとの違いによって、相手とすれ違ってしまうことが多いのです。でも、その目的に大小の差があったとしてもお互いの「好き」という気持ちがあればその差を埋められることもあります。
厄介なのは、お付き合いをしてみたものの時間が経つうちに、「こんなはずじゃなかった」「最初からそんなつもりはなかった」と揉めるケース。シニア世代の婚活が増加傾向にある一方で、これに関連したトラブルが増えているのもまた事実。
若い頃ならやり直しがきくことも、50代や60代を過ぎてからのやり直しは厳しいのが現実です。
年齢でも外見でもなく、実は…女性は男性のココを見ている!
「誰もいない」のはさみしい
シニア婚活の目的は人それぞれですが、ほとんどの男女が共通している点は「話し相手や一緒に食事や遊びを楽しむ相手が欲しい」ということではないでしょうか。つまり、「年齢を重ねたときこそ特別な異性がいた方がいい」という理由です。
<男性が求めるもの>
男性の場合はそれに加えて、家事をしてくれる相手を探す方が多いでしょう。
特に、60代・70代の男性の方は「ほとんど家事をしたことがない」という方もかなりいます。
中には、50代前半でも「ご飯を炊いたことがない」「洗濯機の回し方を知らない」という方も。
また、男女の関係も重要な目的…という方もいるようです。その際は、お相手の方に伝える際の言い方やタイミングには注意しましょう。
<女性が求めるもの>
女性の場合は精神的な面でのつながりに加え、経済的な力を相手に頼る傾向があります。
また「お金だけが目的?」と捉える方もいらっしゃるかもしれませんが、意外なことに女性は条件よりもフィーリングを重要視する傾向です。男性は「年齢・職業・収入・外見」ばかりで判断されていると思いがちですが、それらの条件は「あくまでも初期の判断材料」。
それ以上に女性はフィーリングが合うのか…など「相性が合う男性」を求めるようです。
シニア婚活の無駄な時間はもったいない |
「友達に誘われたから」「興味本位で」などシニア婚活を始めるきっかけは様々で構いませんが、やはり改めて「自分がどんな目的で婚活をしていくのか明確にしておくこと」が大切になります。 シニア婚活がきっかけで良いパートナーに恵まれ、お付き合いを始めることが目的の終着点ではありません。 お互いの目的を理解せず、自分中心で相手に対する思いやりがなければ交際は長続きしないでしょう。 気持ちの良い交際ができるようにお互いを認めることも、シニア婚活を成功させるポイントです。 例えば、男性が家事のサポートをしてくれる相手を求めているのに対し、女性は「私は家政婦になりたいわけじゃない」と拒絶する方もいるでしょう。女性はというと、前述のようにそれが全てではないものの、やはり男性には経済的にも頼りにしたい傾向にあります。 いつかすれ違ってしまうことのないように、このような女性と男性の温度差についてはお互いにきちんと理解し合うことが大切でしょう。避けてしまいたい部分があっても、決して面倒がらずに話し合うことが大事です。 |