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2020/03/26

【シニア婚活】その食事マナー、大丈夫?

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「もう60代なのに、若い子みたいにデート前に緊張するのっておかしい?」

いいえ、そんなことはありません。百戦錬磨の婚活中のシニアといえども、デート前に緊張するのは当たり前。逆に20代であろうと60代であろうと、この緊張感は大切でしょう。

そして、デートに行くからには「食事」することが少なくても1回はあるはず。
「あの時、こうすれば良かった…」など自己嫌悪に陥らないためにも、自分にはマイナス点がないかチェックしてみましょう。

今回は、「好感度が上がる料理の食べ方」や「ちょっとステキな振る舞い」から「これだけはしないで!」という食事のタブーもお伝えします。

意外と見られている!? 食事中のささいな振る舞い

 

恋するシニアは必見。相手に幻滅されないために…

婚活中のデートといえば、食事をすることは必至です。
特にデートも回を重ねれば、様々なジャンルのお店に行くことになるでしょう。

居酒屋やカジュアルなイタリアンなどの気軽なお店で楽しむこともあれば、ドレスコードがあるフレンチや、老舗のお寿司屋さんの一枚板のカウンター、オーセンティックな隠れ家バー…などということもあるはず。また、渋滞途中でお菓子を食べたり、お祭りの屋台の焼きそばを食べる…ということもあるでしょう。

このように、デートと食事は切っても切り離せないものですが、どんなジャンル、格式のお店であっても食事のマナーは重要です。

また、「食べ方」はもちろんですが、「お店での態度」「ささいな振る舞い」も大切なこと。
今がまだ「婚活中」でも、その振る舞いが、あなたとの結婚生活を想像させるはず。

大切であるからがこそ「相手にガッカリしてしまった」という声は多いようです。そんな風にならないためには、ある程度の食事の作法を知る必要があります。

「そんなの自分はできている」「大丈夫だよ!」と思い込まないで、今一度自分のマナーを見直してみてください。どんなお店に行っても、余裕を持ってその場を楽しむことが出来れば、デートはもっと楽しくなるでしょう。

<絶対気をつけたい食事のマナー>

1. 食べ物を口に含んだままの会話
口の中に食べ物がたくさん入っているのに会話をすることはNGです。
もしも食べているものが相手に見えてしまったら…どんなに素敵なシニアでも、これをやられると幻滅するでしょう。

2. 咀嚼(そしゃく)の音
大きく口を開けて「くちゃくちゃ」「ちゃっちゃっ」「ぴちゃぴちゃ…」。咀嚼する音を立てながら食べるのは論外。近年は「クチャラー」などと呼ばれ忌み嫌われています。
特に、普段から食事する相手がいないシニア男性は注意を。「平気だよ」と思っていても案外咀嚼音が響いているという方も。相手は一度気になると、気になって会話に集中できなくなるでしょう。

3. 汚い食べ方
料理をボロボロこぼす、かきこむように食べる、落としたものをひょいぱく…などは場合によっては微笑ましいこともありますが、二人の関係性やTPO、程度にもよります。
親しい間柄になるまでは特に、ある程度は品のある食べ方を心がけましょう。

4. テーブルに肘をつく
両親に「机に肘をついて食べるな」と注意された人も多いでしょう。
居酒屋などで、ざっくばらんな雰囲気になってつい…ということもありますが、TPOを考えてできるだけ控えましょう。

5. 料理の匂いを嗅ぐ
犬のようにお皿に顔を近づけて匂いを嗅ぐというのもNGです。
通常、鼻を近づけられた料理は食欲を失うので絶対にやめましょう。

6. 箸・ナイフ・フォークの持ち方
お箸やナイフ、フォークなどの持ち方が極端に変わっているのも、注意。
程度にもよりますが、一緒に食事をするのは恥ずかしいと思う方もいるようです。

7. 好き嫌いをする
60代や70代など、大の大人であるシニアが、好き嫌いが多いというのは、子供のようと思われるかもしれません。アレルギーなどやむを得ない場合を除いて、嫌いなものでも残さず食べることが、作ってくれた人への礼儀です。

8. 他人への偉そうな態度
店員さんに対して偉そうな態度をとると、横柄な人と思われてしまいます。
ここぞとばかりにうんちくを披露したり、上から目線なのは恰好良くありません。誰にでも丁寧な態度で接するのが、好まれるシニアの姿です。

9. 大声で話す
大きな声に周囲が驚いて、会話を途切れさせてしまうこともあります。小さすぎるのも問題ですが、周囲の迷惑をきちんと考えることが大切です。とくに感染症についてデリケートな昨今、つばをとばすような大声での会話はやめましょう。

10. 身なりが不潔
清潔感が感じられない服装や身だしなみは、食事中のみならず、デートをする相手にとても失礼に当たります。
特に、食事をするときは「自分がどう見られているか」を意識しておきましょう。
さらにシニアの場合は、若い頃よりも、もっと身だしなみにはデリケートになるべきです。

自分も美味しく楽しく食べたいから・・・
「食事のマナー」と一口にいっても、国籍やジャンル、格式…様々な要素が相まっているので、本当に正しいマナーを追求し、実行することは難しいかもしれません。
最低限のポイントは「相手が美味しく気持ちよく食べられるか」ということ。
幼い頃からの癖や風習は千差万別。残念ながら自分自身では気づかないことが多いかもしれません。
やはり、「自分の食べ方は相手にどう映るのか」を客観的に知っておくことが大切でしょう。それには、第三者からの意見やアドバイスが有効です。
「食事」は一生付き合っていくもの。
今は婚活相手かもしれませんが、結婚相手となれば、毎日共にするものです。だから、婚活中のシニア同士のデートだけではなく、自分自身の食事中の振る舞いなどは、今一度確認し改善することが必要かもしれません。
また、60代を超えると入れ歯の方が多くなるので、お手入れも入念にしましょう。