【本当に効果があるのか?】
「結果にコミットする」というあのCMで有名な「ライザップ」。
今、シニアの若返りを目的としたプログラムを開発し、大きな話題に。
特徴は、既存のスポーツクラブのように個人的に入会するシステムではありません。
ニュースになるほどの斬新な理由は「官民連携」というところ。
ライザップが開発した独自のプログラムで結果をコミットしてくれる…壮大なプラン。
各自治体の60代・70代をはじめとするシニアたちの健康増進をサポートするそう。
結果的に、シニアたちの医療費や介護費を削減させ、その成果報酬をライザップが自治体から受け取る…ということが、この新事業の仕組みです。
このように、一般企業が、全国の自治体のシニアの社会保障負担削減を担うという新しい形が期待されています。
興味はあるけど、60代・70代のシニアでも大丈夫?
①導入第1弾で驚きの結果が…
このシステムが初導入されたのが長野県の伊那市。
2018年の1~3月に週1回、平均年齢65歳の市民46人に対して実施されました。
その内容は、軽い体操やレシピの説明、食事の採り方など細やかな直接指導。
このシニア限定のプログラムをきちんと最後まで終了することができたのが39人。
そして、終了時に柔軟性や筋力を計測したところ、驚きの結果が。
なんと、当初計測していた「体力年齢」の平均78.7歳が「36.9歳」に若返ったそう。
そのため、同社は伊那市から175万円の報酬を得たことを発表しました。
②結果が出なければ1円もいりません
伊那市での成功後、あの東京・巣鴨市もこのシニアを対象としたプログラムを契約。
もともと60代・70代の高齢者の街というイメージの同市の全人口は当時「約6.8万人」。
そのうち「65歳以上が3割」を占めるこの市との契約は、「参加者の体力年齢が10歳以上若返った際、参加のシニア1人あたり5万円を受け取る」という内容。
さらに、このプログラム終了後の医療費削減分の一部もライザップが追加報酬として受け取る…という画期的なもの。
もちろん「結果が出なかったら1円も要りません」は、シニア向けの契約にも適用されていたそうです。
③まるで医療機関…生活習慣病にも効く?
現在、生活習慣病を治療する大学病院付属の病院や町医者など、一般的な医療機関ではシニアをはじめ、悩める患者にさまざまなアドバイスを行い、症状の改善を指導しています。
ところが、ご存知の通り医療現場は日々多忙。待ち時間は数時間かかるのに、実際患者に対しての指導ができるのはわずか数十秒…なんていうことも珍しくありません。
そこで、ライザップのように専門医ではないものの、多様な経験と知識をもったスタッフがシニアへの指導と助言を提供できる企業と提携することで、シニア患者の生活習慣をしっかり改善させようとも考えたのです。
シニア世代でも、肉体改造は可能。でも… |
シニアの婚活パーティーに参加するなど婚活中の方ならもちろんですが、 女性なら、シニアなってもキレイと言われたいし、いつまでも素敵でありたいもの。 男性だって同じです。 女性から「かっこいい」と思われたいという気持ちは60代・70代になっても変わりません。 特に、第一印象はとても大切。 ところが、年齢を重ねていけば、加齢による様々な身体の衰えに直面することになるでしょう。 そこで、多くのシニアがスポーツクラブなどで、筋トレマシーンやヨガ、水泳、ボクササイズまで、 あらゆる運動に精を出す姿を見かけますが、シニア世代は絶対に注意しなければならない点があります。 それは、「必ず適切で自分にとって無理の無い方法でトレーニングする」ということです。 何かあっても多少の無理がきく若い世代とは違い、 シニア世代の場合は自己流でトレーニングを行ってしまうと逆効果になってしまうこともあるでしょう。 そればかりか、取り返しのつかないことに繋がってしまう恐れもあります。 それを防ぐ為には、現在の身体の状態を十分理解した上で、最適な方法でトレーニングを行うことが不可欠。 そこで、プロの力を借りるのが安心なので、個人的にでももちろん良いですが、 上記のように自治体の協力を得ることもおすすめ。 シニア世代でも、肉体改造は可能です! |